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すっかり日常に

 長い休みとイラスト描きも終わり、昨日からごく普通の生活、徳間文庫続行中。今日は楽しい居合で上京。
では、他に話題もないので、昔書いたエッセイの一部を。朝っぱらから何だかなーという内容ですが。


    ~叱って許して~   

「ね、今夜君のことを考えながらオナニーしてもいい?」
 私は女性に、よくこういうことを言う(何て変なヤツだ!)。
なぜ言うかというと、黙ってするのは当たり前だからである。
男というものは、誰でも彼でも当の女性に許可なく、妄想の中で彼女とセックスして抜いているのである。もちろん私もそうだ。
 だから、どの女性にも必ず言っているわけではない。私の望んだ答えをくれそうな女性だけを相手に、選んで言っているのである。

 では、どんな女性に言うのか。それは二種類ある。
一つは、「えーっ? 私でするんですかあ? 別に想像だけだからいいけどお、あんまり変なことしないでくださいね」
という、少々天然の入った呆気らかんの山○もえタイプ。
 これは許可をもらうことによって、一種の精神的な繋がりが持てそうな気になるからである。
  さて、もう一つは、「いま何て言ったの。バッカじゃないの。そんなこと許せるわけないでしょう。いい? 二度と私に話しかけないで!」という江○マキ子タイプ。
 もちろん私は後者のタイプの方が好きだ。
こうした人に許してもらうのが変態のダイゴミというものである。
それに彼女は、怒っているわけではない。叱ってくれているのである。
そう、私は美女に叱られたいのだ。なまじ優等生だった私は一度も女教師に叱られたことがない。
だから叱られ、然るのち許してもらうことに絶大な憧れを持っているのである。
 
 で、叱られた私が反省し、しょんぼりうなだれていると彼女は、
「いい? 分かったわね。もう二度と言わないのなら、今夜だけ許してあげる。構わないから、私をイメージしてオナニーなさい」
と、まあ、そう言ってくれたときに限りない幸福感が得られるのだ(そんなこと、言ってくれるわけはないのだが)。
 
 とにかく、私は自分勝手な図々しい男が嫌いだから、自分はそうなりたくないのだ。
だからセックスのときでも、あえて、「ね、お尻の穴舐めてもいい?」
と許可を欲しがってしまうのである。「そんなこと、いちいち言わないで、勝手にすれば」などと答えそうな人には言わない。
必ず、「いいわ。恥ずかしいけれど」もしくは、「ダメよ。絶対に。でも一度だけよ」という、どちらかの答えを言ってくれそうな人に言うのである。まあ、その見分け方は非常に難しい。

 中には、予想もつかない答えが返ってくる場合もある。
「舐めるのは、またにしてね」などと言われると、おぬし、できるな、と思ってしまう。
とにかく男は、いつまで経っても甘えん坊だ。しかし女性は、生まれついての女教師なのである。  
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Author:かげろう102
官能作家、睦月影郎のブログ2です。

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