思へば似たり~故郷の野辺~~
待ち合わせで待っているとき、時計を見るのが苦手だ。そこへ丁度彼女が来たら、時間を気にしている小さい男だと思われそうで。
時間を過ぎて待っているとき、パタパタと駆け足の音がして笑顔で彼女が近づいてくると、こちらも笑顔で迎えるが、たいてい人違いですなあ。その時の表情のバツの悪さ。
お巡りさんとすれ違う時、睨むわけにいかないし、目をそらすのもシャクなので、茫洋と宙を見つめながら、「わたしゃ何も悪いことしてませんよ、何にも」と心の中で呟きながら歩く。その時の表情も辛い。
でも一番つらいのは、「彼氏が出来ました」とか「結婚します」とか言われて、「そりゃ良かったね、おめでとう」と言って笑顔を取り繕うときですなあ。寅さんは年中やっているだろうが。
先日横須賀で、防大生がポッケに手を入れて歩いていたので、思わず怒鳴りそうになってしまったぞ。制服を着ているときは個人は無く、皇軍の威光を背負っているとなぜ自覚しないかなあ。
それは柔道着や剣道具を持って歩く時も同じ、武道修行者としての誇りを持って、きちんとしていないといけないが、これも中高生なんかはなってないねえ。とオッサンは街を歩けば不満ばかり。
さて、今日は月一回の市民病院から帰宅。今日から楽しい廣済堂文庫、さやかシリーズの10。タイトルはひふみよで10冊目だから、とう、からはじまるもの。
だから今回は、「冬人夏虫」にした。今は人だけど、夏頃には虫ケラになっていたいと願う若殿のマゾ話。うう、早く書きたいぞ。
時間を過ぎて待っているとき、パタパタと駆け足の音がして笑顔で彼女が近づいてくると、こちらも笑顔で迎えるが、たいてい人違いですなあ。その時の表情のバツの悪さ。
お巡りさんとすれ違う時、睨むわけにいかないし、目をそらすのもシャクなので、茫洋と宙を見つめながら、「わたしゃ何も悪いことしてませんよ、何にも」と心の中で呟きながら歩く。その時の表情も辛い。
でも一番つらいのは、「彼氏が出来ました」とか「結婚します」とか言われて、「そりゃ良かったね、おめでとう」と言って笑顔を取り繕うときですなあ。寅さんは年中やっているだろうが。
先日横須賀で、防大生がポッケに手を入れて歩いていたので、思わず怒鳴りそうになってしまったぞ。制服を着ているときは個人は無く、皇軍の威光を背負っているとなぜ自覚しないかなあ。
それは柔道着や剣道具を持って歩く時も同じ、武道修行者としての誇りを持って、きちんとしていないといけないが、これも中高生なんかはなってないねえ。とオッサンは街を歩けば不満ばかり。
さて、今日は月一回の市民病院から帰宅。今日から楽しい廣済堂文庫、さやかシリーズの10。タイトルはひふみよで10冊目だから、とう、からはじまるもの。
だから今回は、「冬人夏虫」にした。今は人だけど、夏頃には虫ケラになっていたいと願う若殿のマゾ話。うう、早く書きたいぞ。
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