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胸の鼓動がドキドキ目先はクラクラ

 朝食に肉まん3ヶ食ったら胸やけだあ。。
さて、今日は飲み会もなく、寝るまでひたすら仕事のみ。今日は特選連載にかかろう。
 では、他に話題がないので、過去の東スポエッセーを。


     
★★★★★★★無防備エロス  睦月影郎★★★★★★★

中高生の頃、ごく普通の文学作品を読んでいるとき、急にある描写で興奮してしまうことがある。
それは、最初から興奮するためにエロ本を読んでいるのとは違い、唐突に来るから厄介で、出来の悪いエロ本より根深いエッチ気分をもたらしてくれるのだ。

 それは例えば、川端康成の「眠れる美女」というタイトルであれば、最初から少しは期待が湧いてしまい、その割に文学的過ぎて興奮には今一歩ということはあるが、漱石の「三四郎」だと、全く予想もしていないから唐突に興奮してしまう。
 何しろしょっぱなから、見知らぬ女性と宿に泊まり、同じ布団で寝ることになるのだから、中学生には嬉しい導入部だ。
もちろん、そこで読みながら抜く、ということではなく、自分だったらどうするだろうかという、創造力を助けてくれる役割になるのだ。
 
 もちろん私は幼い頃からフェチ人間であるから、匂いの描写には反応してしまう。
例えば吉川英治の「宮本武蔵」でも、小屋に若い女の匂いが籠もった、という一文で興奮してしまうのだ。あるいは、このシーンのこのヒロインは、今どういう匂いをさせているのだろうか、という想像もあり、読書がそっちのけになって妄想オナニーが始まってしまうのだ。

 まあ、要するに中高生の頃は、何を読もうがエロに結びつけてしまうものなのだが、文学作品で、よもやエロはないだろうと油断し、心が無防備になっているから、なおさら記憶に焼き付いてしまうのだろう。

 それは、小学生の時に観まくった怪獣映画などでも同じことだ。
怪獣が街を壊す特撮を見に行っているのに、唐突に倒れた女性のスカートがめくれたり、ガイラという怪獣が美女を食っちゃったりするから油断できない。
 家へ帰っても、思い出すのは怪獣よりも女性の太腿だったり、食われた美女だったりして勃起するが、まだ小学生でオナニーはしていないから、興奮は眠るまで延々と続くのだ。
 まあ、これはエロと関係のないものこそ色っぽいという、厳しい女教師や真面目そうな女子アナに興奮するのと同じことなのであろう。

エロを求めると物足りず、油断していると艶めかしい気分になる。
実に男の心根とは厄介なものである。
だから私も長いこと官能作家をしているが、これは最初からエロを求められているから、さらに期待以上のものを書かねばならないと、日夜プレッシャーに押しつぶされるのだ。
 今一度、思春期に戻ってエロの原点に触れて勉強したいものだ。
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かげろう102

Author:かげろう102
官能作家、睦月影郎のブログ2です。

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