感じる感じる幸せ感じるアーサーッ


知ってるかなあ。ムジ鳥。真っ黒だアーサーじゃないよ。歌はジョア。
とにかく大正官能の12階のことばかり考えてる。凌雲閣の資料ばっかり。雰囲気を掴もうと、乱歩の「押絵と旅する男」も読み返した。大正8年が舞台なので、凌雲閣が震災で崩壊するまで千日余り。
写真右は、5年前の年賀状。
12階と言えば「姿三四郎」で、脳病を患った空手使い、檜垣源三郎が展望台から飛び降りようとしたなあ。飛べるかと兄の鉄心に訊かれ、彼は「傘二本」と答える。何だ、傘がありゃ誰だって飛べるわいと兄に笑われ、いきなり飛ぼうとした。それを必死に兄が押さえるシーンが小説中にあったが、映像化は一度もされてない。
これを読んだ中3のとき、浅草12階かあ、と思いを馳せたものだった。
もっとも昭和40年代は、まだ凌雲閣を模した仁丹塔はあったかなあ。。。
実相寺監督の「帝都物語」の12階崩壊のシーンはダメでしたねえ。展望台の土台がまったいら。上へ続く階段の穴もない作りもの丸出しでした。
さて、腹もほぼ完治。今夜は横須賀で飲み会だ。夕方の外出まで熱烈に仕事!
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