手カゴに持ちきれなくて~ポケットに入れた~

睦月読本のため、十代の頃の夢日記を引っ張り出した。
本来、私の夢日記は枕元に置いた手帳なのだが、こんなものでも本になるかもしれないと思い、23、4歳の頃、原稿用紙200枚に清書した。それが写真。
今回、30年前に書きとめていたものが役に立ったのだ。
わしの十代から23歳ぐらいまでの夢は、完全に3パターンに分かれる。
最初は、とにかく女の子とセックスしたいという夢。登場するのは、クラスの女の子かアグネスだった。
もちろんセックスなど出来ないし、女性器すら見たことが無い時期だから、その夢は、アグネスが食べたブドウの皮をいかにして食べるかというものだった。両手に持ちきれなくて~ポケットに入れた~

そして2番目が、敵と戦わなければならないという夢。とにかく戦う夢ばかりだが、敵が拳銃だろうが戦車だろうが、こちらは愛刀の備前長船が腰にあるだけだ。
でも、これがあれば何にでも勝てる。いや、これがあって死ぬなら仕方が無い、と思っていた。日本刀とは、そう思わせる何かがあるのだろう。
3番目は、旅先で田舎の暗い宿に泊って、怪奇体験や泥臭い牧歌的な体験をするというもの。電話は通じないし、電話帳を借りると「職業別電話遺簿」という気味の悪いものだったりする。
その夢の中の宿の名は覚えている。「みかげ町かげろう旅館」だ。
とにかく、この夢日記からいくつか抜粋してもらおう。おすすめは○印を付けたが、何しろ多い。理央ちゃん、大変でしょうがお願いします。
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